差し歯による歯茎の変色(メタルタトゥー)は、元に戻せますか?
2016年06月23日
金沢市の歯医者で金属の土台を使用し差し歯を入れる際に、その金属の粉が歯茎に入ってしまうことがあります。 治療後年月が過ぎていき、その金属の性質を有したままの粉が歯茎の中で酸化することで、 まるで歯茎に色がついたように見える現象、これがメタルタトゥーの正体です。 メタルタトゥーの原因である錆びた金属の粉は、歯茎に完全に埋まった形になりますから、 表面的に磨こうと漂白しようと、黒ずんだ歯肉が元に戻ることはありません。 金沢市の歯医者においてメタルタトゥーの治療の方法は、入れた差し歯を一度抜いてしまって、 歯肉にめり込んだ金属片をレーザーかメスで排除し、金属を使わずに差し歯を入れ直すという形で行われます。 いささか手間のかかる方法に感じられますが、効果は折り紙付きで、 原因を完全に取り除くことができれば、再び黒ずみが発生することもありません。 ただ差し歯を支えていた歯肉に、新たに負担をかける方法であるため、 治療を受けられるか否かはその状態次第です。 歯肉は歯を支える重要な部分ですので、著しいダメージが考えられる場合は、 直接的な治療が控えられることもあります。 金沢市の皆様のお口に完全に黒ずみが浮かび上がる前に、 早めに身近の歯医者に相談に行くことで状況が改善しやすくなりますので、迅速な行動が肝心です。 |