根充とはどのような治療なのか?
2016年06月22日
金沢市の歯医者で虫歯などで歯の根っこまで治療した際、 歯の中の神経や血管などの組織を取り除いた歯の中に細菌が入らない様に詰め物をします。このことを根充といいます。 虫歯などで神経を取り除いた歯は死んだ歯となっています。 その歯は弱く折れたり、根っこの病気などが繰り返し起こります。 最終的に補強するためにゴムや金属を埋め込みます。 その補強材には抗菌性はなく、菌に対抗する力はありません。 生きている歯であれば、体の持つ免疫機能が働き、菌と戦う力を持っています。 神経を抜いた歯は死んでいる歯となっているので免疫力はないのです。 お口の中は酸素が通りにくく、菌の繁殖しやすい絶好の環境です。 免疫力のない歯が菌の繁殖しやすい口の中にあれば、感染を起こしやすくなるわけです。 そこで根充を行います。一般的な金沢市の歯医者で根充を行う際、殺菌力の高い、 非常に浸透力がある薬剤を使用し、歯の中から根っこまで除菌します。 そして体に無害の詰め物をします。 この詰め物は密閉性が非常に高く、歯の表面に入り込んで固まる事で菌が入り、 繁殖するのを防ぎます。以上の作業が根充です。
その上からさらに抗菌性のあるセメントで固めて、土台をつくり、かぶせ物をして完成となります。 根充をすることで、歯を抜かずに殺菌できることができ、根っこの病気の再発を防ぎ、歯が弱らずに済みます。 金沢市の患者様で根充治療をお考えの方はご参考してくださいませ。 |