詰め物が取れた時の対処法
2016年10月11日
セラミックの詰め物が取れてしまったという時には、
とれた詰め物をまず回収するということが大切です。
小さなものですので、見失わないように注意しながら洗浄し、
タッパーなどの清潔な容器に歯科の診察を受けるまで保管しておきましょう。
詰め物が取れてしまった後の歯には、
なるべく冷たいものや熱いものの刺激が及ばないように対処し、
こちらも歯科での診察までの間を繋いでください。
一週間や二週間程度なら、虫歯もそれほど進行することはありません。
取れた詰め物を、無理やり歯に装着して元に戻すのはやめましょう。
既に一度外れているセラミックを、それまでのように使用することはできません。
再度外れた場合には、今度はうっかり飲み込んでしまうかもしれませんし、
歯も詰め物も無理にそこに収めたせいで歪み、劣化が進む恐れがあります。
接着剤を使ってくっ付けてしまうのも、当然NGです。
取れた末に誤飲してしまったという時には、
慌てず騒がず、早いうちに医師の診察を受けましょう。
金属やプラスチックよりは、セラミックの方が体への影響が少なく、
命にかかわることもほぼありません。
焦ると冷静な判断ができずに、
事態を悪化させてしまう可能性が大きくなりますから、心を平常に保って行動してください。