永久歯に生え変わってから矯正した方がいいですか?
2016年05月19日
歯列矯正を行う事で歯並びが良くなり、人前で歯を出して笑う事が出来ますし、審美効果だけではなく衛生面や健康面にも有益です。
歯医者の選択や矯正開始のタイミングも重要であり、矯正歯科を専門に扱っている歯医者を選び、永久歯に生え変わってから行う事が有効と思っている方も居ますが、小児期段階から行う事が理想と言えます。
最近は大人になってからの矯正治療も可能でありますが、永久歯に生え変わってから治療を行うと、顎の成長に合わせて治療を進める事が難しいです。
顎の形が固まった段階になれば、抜歯しなければ矯正出来ない可能性もあり、早期段階で治療を行えば抜かずに治療を行える可能性が高くなります。
施術経験の豊富な歯医者を見つける事が重要であり、虫歯治療等よりも技術差が出やすい治療であり、矯正歯科としての実績がある所を選ぶ事が重要です。
治療開始のタイミングとしては、7歳辺りに前歯の上下4本が生え揃った時が望ましく、この辺りで小児矯正を行うタイミングが有効です。
永久歯に生え変わった大人の口は固く、治療負担が大きくなりますから、子供の柔らかい段階で矯正歯科に入って治療開始すると、効果が出やすくなります。
理想としては思春期に突入する前の段階で矯正が終わっている事が望ましいです。