歯周病治療の特徴について
2016年05月19日
歯周病の治療の特徴は歯科で、原因となるプラークを除去していくことがポイントとなります。
口内の最近の8割がプラークの中にいますので、毎日の歯磨きで虫歯だけでなく、歯茎を健康に保つこともできるのです。
しかし、歯に付着したプラークは、唾液中のミネラルと結合してたった2日で歯石となってしまいます。硬くなった歯石は、どんどん増えて歯肉を刺激して歯周病の原因となりますので歯科で早急に治療することが重要なのです。
先ずは、歯科医院で精密な検査を行います。検査を基に歯科で治療計画を立ててもらいます。適切な歯磨きができていれば歯石は付着しませんが、3ヵ月~4ヵ月に1回は歯科医に歯石を取りに行くことをお勧めします。特に、歯茎の中にできてしまった歯石を取るディープスケーリングを行うことで、歯周ポケット内に付着した歯石が除去されて、歯茎を健康な状態へと改善することができます。
それから、歯科医院で再検査を行って、必要に応じた歯周外科の処置をします。歯周病の症状によって、治療で撮り切れない歯石や歯周病でぐらぐらしている歯や凹凸の激しい骨の形状を整えていきます。歯科医院では、歯の状態によっては、歯を抜歯したりします。
治療後も、歯の状態を維持するために定期的に歯科医院でメンテナンスを行っていきます。