歯周病と医療費の関係
2016年05月19日
歯周病は現代人の80%が持っているといわれているほどの現代病です。歯周病とは歯と歯の間にプラークといわれる歯周病菌だ溜まる病気です。歯茎が下がってきてグラグラしてきて、最悪歯が抜けてしまうという病気です。60代になると多くの人が入れ歯になりますが、これもほとんどが歯周病が原因なんです。
これほど歯周病は怖い病気ですが、実は予防が簡単にできます。それは定期的に歯科医院に通って歯の掃除をしてもらうことです。これを行うことで確実に歯周病予防になりますので、ぜひとも1年に1度くらいは歯科医院に行って歯の検診と合わせて歯石の掃除をしてもらって下さい。
最近は歯周病に感染するとその他にも病気の原因になるといわれています。肺炎になりやすくなったり、心臓病になったりするといわれています。
つまり歯周病を予防することは医療費の削減にもなるということです。アメリカなどではこうしたことは昔から行われていて、多くの人が定期的に歯医者に通って歯の検診を行っています。ですのでアメリカ人は入れ歯の率が日本人に比べると圧倒的に少なくなっています。
日本でもこうした動きは普及していますので、今後歯周病予防は一般的になっていくと思われます。