歯並びが悪いのですが、抜歯せずに矯正することは可能ですか?
2016年05月19日
歯並びで悩んでいる人のなかでも、歯並びの問題は多く悩みを抱えている人が多いです。歯医者に行って相談したいが歯科医はすぐに歯を抜くイメージが…等とネガティブになられてるかたもいます。
歯並びが悪いが抜歯をせずに矯正することが可能なのか?という疑問をお持ちの方も多くいらっしゃると思いますが、答えとしては可能です。
まず、歯列矯正を行う際に事前に抜歯をする意味として、矯正後に歯並びが悪い状態に戻ってしまったり、矯正自体を失敗しないための予防策として行うことが多いのです。
しかし、当然ながら抜歯には痛みがつきもので、根が深い場合は時間もかかります。特にこの根が深い場合は、かかりつけの歯医者に紹介してもらい大学病院などの施設が充実している場所の歯科にかからないといけない場合も多いです。
また、歯科にかからず、かかりつけ医の歯医者で抜歯可能だとしても、歯列矯正に伴う抜歯治療というのは保険適用外ですので平均で一本当たり5000円~10,000円ほど費用がかかってしまいます。
では、抜歯をせずに歯列矯正はできないのではないかと思いますが、歯並びによっては可能なのです。
例えば、歯並びが悪い方は顎を広げることによって歯並びを戻すというやり方が一つあります。
このやり方は小学生ぐらいの小さなうちには有効で上手く顎を広げることができたなら、抜歯をせずに矯正することが可能です。
もう一つ、歯並びが少し悪いくらいの方は、歯を削ることによって歯並びを良くすることができます。
歯を削ることにより隙間を設け、その隙間を使い歯並びを良くしていく方法なのですが、特に大人の方で前歯等が気になっている方には有効です。
このように説明してきましたが、一度かかりつけの歯医者または大学病院などの歯科にかかって専門的なお話を伺ってみるのもよいと思います。