セラミック治療が薦められる理由
2016年10月07日
セラミック治療は歯が欠けてしまった時、歯並びを良くしたい時に良く用いられています。
いわゆる被せものや差し歯と言われるものですが、
金属を使用しないため金属アレルギーの不安が無いと言うメリットがあります。
審美性にも優れており、銀色でピカピカ光るものでは
見た目が気になると言う方に魅力の大きな治療です。
その代わりに金属と比べると強度に劣ると言うデメリットがありました。
そんな時でもオールセラミッククラウンであれば
優れた審美性と強度と両方持ち合わせています。
技術力の高い技工士が作成するものなら天然歯と区別が付かないほどです。
保険適用の前歯の被せものでは年月とともに
黄ばんでくる事がありますが長い間変色しないです。
歯垢や歯石も付きにくいため
長期間美しい見た目を維持できると言うのも大きいです。
保険適用とはなりませんので費用が高くなります。
1本8万円から15万円ほどが相場と言われており、
十分な予算を確保する事が必要です。
歯並びをきれいにしたくて多くの本数で
セラミッククラウンにするときれい過ぎてかえって不自然になる可能性があります。
歯科医師と良く相談しながらどの被せものや差し歯にするか決めると良いです。
最近の歯科医師ではインフォームドコンセントを重視しており、
患者さんに十分な説明を行い理解して貰ってから治療を始めていますので安心です。