歯ぎしりの対策について
2016年05月19日
歯ぎしりは別名ブラキシズム(咬合神経症)といい、その原因は様々ですが、多くはストレスなど心理的要因からきています。
また歯の咬み合わせが悪いことによって生じている場あります。この場合は歯並びを矯正することで改善されることが多いので、まずは歯医者に相談すると良いでしょう。またストレスから生じている場合は、根本的な解決法としてはストレスを解消することが重要ですが、そのほかにも改善方法があります。
一つ目はスプリント療法といい、すなわちマウスピースを着用するというものです。
マウスピースを着用することで、歯ぎしりを強制的に止めさせることができます。また歯ぎしりは口の中で歯の上下を合わせる癖が習慣がついていることから生じやすくもなっているので、マウスピースを着用することで、歯ぎしりをしない行動を癖づけることができます。マウスピースは市販の物もありますが、人それぞれ歯型が違うので、歯科医院にて歯医者に歯型を取ってもらい自分の歯にあったマウスピースを作るのが最善です。
2つ目は、腹式呼吸や自己催眠です。特に就寝前には腹式呼吸を行うなど、極力リラックスをした状態をつくることが大事です。歯ぎしりが習慣づいてしまうと、歯そのものにダメージが加わり損傷することもありますし、歯茎にも強い負荷が加わり歯周病を悪化させる可能性もあります。
まずは歯医者にみてもらい、最適な治療法を提案してもらうことが大事です。