クラウンとインレーは何が違うのか
2016年09月27日
クラウンとインレーはどちらも虫歯治療の手段ですが、
虫歯に被せるか詰めるかという点で、はっきりと区別することができます。
虫歯に治療用の素材を被せるのがクラウン、詰めるのがインレーです。
クラウンとインレーには、それぞれプラスチックやゴールドやセラミックといった種類があり、
素材として何をチョイスするかで、強度や見た目や価格が変わります。
クラウンが目立つところや大きな虫歯の治療に適しているのに対して、
インレーは手軽に虫歯の穴を塞ぎたいという時に有効な手段であると言われます。
虫歯の範囲や場所で、どちらを選択するのが適しているか判断されますが、
微妙な状況も多く、医師がその決断を患者に問うケースも見られます。
クラウンでもインレーでも、高額になるセラミックの治療などは、
基本的に患者の希望で行われます。
歯に物を詰めたり被せたりという治療法でも、
透明感のある白さを持ったセラミックは歯に馴染み、
違和感なく仕上げてしまうことが可能なため、
多少治療が高額になろうとそれを希望する人は数多くいます。
汚れが落ちやすく虫歯が再発しにくいという特徴も持つことからも、
虫歯治療に美しさを求める人にとって、非常に有効な選択肢となることは間違いありません。